座敷わらしの養鶏日記

にわとりと暮らす日々を綴る、アラサーの活動記録

家庭菜園デビュー

鶏小屋の近くに、空きスペースがあるので、野菜を植えてみることにしました。

広さは…軽自動車2台停められるくらい?(赤で囲った場所)

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鶏小屋の床にたまった鶏糞も、堆肥として投入。

造園会社から無料でもらってきたバークチップも投入。

あとなんか、夫が石灰とか肥料を投入してた気がする。

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畝立ては…夫と義両親があっという間にやってくれました。。

私のクワの使い方を見ちゃいられなかったものと思われます…

 

今まで、実家の庭(本当に猫の額)でプランター栽培したことはありましたが、憧れの「地植え」、「畑」、「家庭菜園」!!ヽ(^ ^)ノ

 

・・・

ちなみに、家庭菜園には、夫の許可した品目しか植えられません。

大繁殖して、夫の仕事場であるみかん畑に万が一にも影響を与えそうなやつはNGなのです。

 

以前、自然薯ができたらいいなあ〜と、ムカゴをポイポイ撒いて、めっちゃ叱られました。

 

ツルがみかんの木に巻き付いたらえらいことなるから、と。

なるほど、ゴメン。

 

反省したフリをして、今度はリスになった気分で落花生をあちこちに埋めたら、夫はブチギレて3日アパートに帰ってきませんでした。

 

落花生も、地下にできるものだから、コントロールできなそうであかん、と。

 

(内心、ケチ!と思いつつ)、さすがにちゃんと反省して、以来、何か植えたくなったら夫にお伺いをたてています。

(あ、ムカゴも落花生もできるだけ回収したので繁殖しませんでした)

 

・・・

 

というわけで、2020年に許可を得て植えましたのは、次の品目。

 

・枝豆

・黒大豆

・オクラ

・トマト

・こどもピーマン

・さつまいも

・バジル

・シソ

 

結果からいうと、「こどもピーマン」が一番良かったです。

水やりだけで、長期収穫できたし、肉厚で苦くない。炒めものにぴったりでした。

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「オクラ」も強い。

地植えだと、とんでもなくぶっとい幹になり、途中から怖くなるくらいの勢いでした。あと、いっぱい植えると採りおくれが増えてもったいないので、来年は1〜2本で十分かな。

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「枝豆」「黒大豆」は私の好物なので、今回初めて植えました。

枝豆って、花が咲いたあと、すぐにさやができるのに、その後実が充実するまで結構かかるのですね。ヤキモキしつつ、水を切らさないよう気をつけました。

黒大豆も収穫できたけど、色々ほったらかしすぎたので、来年リベンジしたい。。

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「トマト」は、支柱立てと誘引を失敗したせいか、なんか収穫が少なかった。

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「さつまいも」は、地植えは掘るのが大変だろうということで、コンテナに。収穫間際、地上付近を小動物にかじられて無残な姿になったものの、ちゃんとイモはできてました。

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「バジル」「シソ」は、虫がすごく付いて、結局あんまり収穫せず。

にわとり達も食べてくれなかったし…。

 

 

あと、にわとり達の遊び場に、勝手に「カボチャ」が生えてきました。

たぶん、エサであげた市販のカボチャに種が残ってて、そこから発芽したのかと。

 

ほっといたらこんな状態に。

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植えてないのに、収穫できたラッキーカボチャ。

これはにわとり達も喜んでました。

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冬野菜は何も植えなかったけど、にわとり達は白菜が大好きなので、来年はチャレンジしてみようかなあと思っています。

座敷わらし卒業?

約1年前、彼氏と入籍しました。

(ブログとのタイムラグがひどい…)

 

彼氏の実家にときどき現れる、座敷わらしのような存在から私もようやく卒業か…

 

と思いきや、

 

結局、彼の実家でウロウロする頻度はほぼ変わらず。

 

彼の実家に同居するのではなく、その近くでアパートを借りて2人で住むことにしたからです。

 

私は職場から遠ざかるかたちになり、以前自転車で10分だった通勤時間が、今は車で50分に。(泣)

 

 

でも、にわとりと過ごす時間はぐっと増えました。

毎朝にわとり達にエサをやってから出勤する日々は素敵です。

(と言いつつ、寝坊しちゃうこともありますが…)

 

◉平日

6:30 起床

7:00 朝食

7:40 鶏のエサやり、水換えなど

7:50 鶏小屋を出る

8:40 職場に到着

9:00 始業

 

◉休日

日によりますが、1〜3時間ほど鶏小屋で過ごします。

主に、にわとり達が畑で散歩するのを見守ります。

あとは、発酵飼料の仕込みや、鶏小屋の改修など。

夫のおばあちゃんが畑の草を抜いて持ってきてくれることも。

義母が作った野菜とたまごを交換したり。

ひたすら平和です。

 

・・・・・

 

結婚してから、こんな日常になりました。

夫とは超しょうもないことでケンカもしますが、おおむね仲良く暮らしています。

 

・・・・・

 

夫は自由を愛するあまり、結婚という制度に、実に消極的でした。

ほっといたら事実婚になってたかもしれません。

それでも良かったのかもしれませんが、私はやっぱり落ち着きたかった。

 

「紙切れ一枚出すだけよ〜」

「離婚したくなったらできるから!」

 

だましだまし?、こう言い続けて、ようやく入籍に至りました。

 

プロポーズも結婚指輪もなし。笑

世の中コロナで、結婚式も新婚旅行もなし。笑

 

そういうのにもともと憧れは薄いほうでしたが、さすがにちょっと寂しい。

二人とも写真が苦手なのですが、せめて結婚の記念に!

と、みかんのコンテナを積み上げ、スマホで撮ったセルフィーがこちら。

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これを結婚報告ハガキに使いました… 

 

なんだかんだ、にわとりと暮らしたいという私の夢をかなえてくれて、しかも今では彼らをめっちゃ可愛がってくれる、いい人です。(もともと夫はにわとりに全く興味なかった)

 

にわとりがいなかったら、私はたぶん結婚できなかった。笑

夫と共通の趣味がないので、にわとりがかすがい。笑

 

 

にわとりばんざい \(^^)/

これからもよろしくお願いします!

 

里子、その②

里親Bさんは、海辺でゲストハウスを経営しています。

ひよこから育てて、にわとりをゲストハウスのマスコットにしたいとのこと。

毎日お魚料理をつくるときアラも出るそうで、贅沢なエサがもらえそうです。

 

 

というわけで、再び人工孵化。

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 4羽孵りました(^^)

 

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ミソの子、みそたろう♂

たぶんミソの子で茶色い、ちゃみそーる♀

ピヨの子でぶち模様の、ぶちっぴよ♂

ピヨの子でもふもふの、もふっぴよ♀

 

 

だんだん命名が適当になってきました。

(雄雌は、もちろん彼らが成長してからわかりました。)

 

生まれて数日は、ほんとにふわふわ。

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そして寝てばかり。

 

 

残念ながら里子に出してから間もなく、ちゃみそーるは野良猫にやられてしまったそうです…

Bさんはすごく悔しく思って、急いでもっと頑丈な鶏小屋を作ったとのこと。

 

残った3羽はすくすく育って、今では元気にゲストハウスのお客さんをおもてなし(攻撃?)しているようです。

 

もふっぴよは卵も産むようになったそうです。

青い卵を産むアローカナのピヨ(母)と、国産赤鶏のレモ(父)から生まれたもふっぴよが産むたまごはどんなのでしょう…???

 

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びみょ〜〜な色合い。

緑がかったベージュ?

 

 

皆の衆、これからもBさんにかわいがってもらうんだよ〜

 

 

里子、その①

ひよこを飼いたいというAさんのため、再び孵卵器で人工孵化することにしました。

(ピヨやミソが抱卵していたのと、ほぼ同時期のお話です)

 

今回はこの5個を温めることにしました。

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左の2つが名古屋コーチン系、真ん中がピヨ、右の2つは不明。

 

このうち、2羽が誕生しました。

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ピヨの卵から1羽、名古屋コーチン系から1羽です。

里子なので仮の命名、ピヨノコとミソノコ。

ピヨノコのほうが茶色が濃いです。

ミソノコに比べておっとりしてるし、よく寝る子だなあ、と思っていました。

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生まれて10日経ったころ、ピヨノコが体調を崩しました。

立ったまま寝ていたり、ひっきりなしにくしゃみをしたり…

そのうち口を半開きにしてハアハアして、立ち上がれなくなり、明らかに様子がおかしくなってきました。

顔の前に持っていけばエサを食べますが弱々しいです。

 

 翌日、動物病院に連れていくことにしました。

日曜だし、ニワトリを診てくれるところがなかなか見つからず焦りました。

 

やっと1件予約できて、連れていきました。

でもお医者さんに診てもらっている最中に、ピヨノコは死んでしまいました。

もうエサも食べられないほど弱っていたので、細い管で口から栄養を入れてくれたのですが、間に合わなかったようです。

 

お医者さんによると、栄養失調がもとで体温が下がって、肺炎になって、菌に勝てなかったのだろうとのことでした。

ピヨノコには今までのひよこと同様、雑穀・野菜・米ぬかなどを与えていたのですが、配合飼料のほうが良いと言われました。あと、塩土も要るそうです。

 

帰り道にホームセンターに寄り、配合飼料と塩土を買い、ミソノコに与えて、ピヨノコのお墓をつくって埋めました。

 

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このお花は動物病院の看護師さんが添えてくれました。

 

中止卵とか、死籠もり卵とか、ひよこが死んでしまうたび落ち込みます。。

ピヨノコはとてもかわいい子でした。

 

 

・・・・・

 

あくまで素人考えですが、ピヨノコが死んでしまったのは、土とか発酵飼料に触れさせるタイミングが遅かったせいもあるのでは、と思っています。ピヨノコ達を外に出したのは、生まれて1週間が過ぎたころでした。

「発酵利用の自然養鶏」の本にも、孵化後10日までは親鳥の免疫があるので様々な菌に触れさせるのがポイント、とあります。

今まではそのとおりにしていたのに、うっかりピヨノコとミソノコにはしていなかったことに気がつきました。

あと、ヒヨコ電球の保温をやめるのも早すぎたかもしれません。。

もちろんお医者さんのいうとおり、栄養バランスの良い配合飼料も必要だったのだろうと思います。。

 

・・・・・

 

ピヨノコがいなくなって、一人っ子になってしまったミソノコ。

しばらく不安そうに鳴いていました。

 

里子に出すまでは、室内飼いだけどたっぷり可愛がることにしました。

 

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萌え袖。

 

 

そして、1ヶ月半経ち・・・

ミソノコは元気に育ちました。

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 でーーん。

 

そして、ピヨが孵化させたひよこ3羽も合流。

みんな納豆が好物です…

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ミソノコと体格差がすごいですが、子供同士なので慣れれば一緒にしておいても大丈夫でした。

 

 

おさんぽ。

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じゅうぶん暖かくなった5月のはじめ、Aさんに4羽はもらわれていきました。

Aさんは昔たくさんにわとりを飼っていたベテランで、今回ミソノコ達のために新しく小屋も建ててくれました。

 

山あいの澄んだ空気、きれいな水、うちのアパートよりずっと良い環境で暮らせそうです…。

 

 

次回は、里親Bさんにあげたひよこのことを書きます。

 

 

鬼子母神プリ子

※閲覧注意の画像あります…

 

ピヨが最後まであたためていた5個の卵のうち2個からひよこが孵化した後、ピヨはもう残り3つの卵を諦めたのか、放置していました。

 

もう少し温めたらそれも孵化するかも?と思ったので、ピヨから数日遅れてとなりの巣箱で抱卵モードになっていたミソに抱かせておきました。 

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すると、数日後ミソのお腹の下からひょっこり2羽現れたのでした。

わーい。

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もう1羽は隠れてますが…

 

先に生まれた2羽と合わせてこれで4羽。

みんな一緒に里子に出そうと思っていたところ、衝撃の事件が起こりました。。

 

 

 

なんとプリ子が1羽食べてしまったのです。

 

ある日の仕事帰りに、頭が食い千切られたひよこの画像が彼氏から送られてきました。

彼氏が鶏小屋に行った時、プリ子がぐったりしたひよこを咥えていて、慌てて取り上げるともう頭部は飲み込まれた後だったそうです。

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あまりのことに泣きそうになりました。。

 

やっぱり狭い鶏小屋のなかで、ひよこと他のにわとりの共存は無理だったようです。

急いで他の3羽のひよこを引き離し、アパートへ連れて帰りました。

 

・・・・・

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残念ですが、今後ひよこを殖やすには、雌鳥たちに抱卵させるより、孵卵器で人工孵化させたほうがよさそうです。

 

プリ子がひよこの味を覚えてしまったとしたら、同じことが起きる可能性があるからです。

 

その後、プリ子自身も抱卵モードになったこともありますが(他の鶏の子は食べちゃうのに自分の子は大事にあたためるって、あんたは鬼子母神か。。)、もし自分の子まで食べだしたらさらに地獄絵図なので、やめさせました。

 

抱卵モードの解除についてはまた今後書きます。

 

 

ピヨの抱卵

我が家のにわとり達がたまごを産むようになって1ヶ月ほど経ったころ、まずピヨ子が抱卵を始めました。

 

たまごを、くちばしでお腹の下に引き寄せ…

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腰を下ろした後は、触ってもびくともしません。

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 我は動かぬ。

 

母の本能が目覚め、これはひよこを孵すモードになっているのかも。

 

・・・・・

 

しかし、夜に様子を見に行ってみると、、、

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止まり木にいてるやないか!!

卵はほったらかされています。

 

その後も、ピヨ子は「昼間温めて夜は放置」を繰り返し、最後はもう温めなくなりました。

 

このとき2月上旬だったのでひよこを孵すにはもっと暖かくなってからのほうがいいと思ったのかな?ただの予想ですが。。

 

そして3月に入った頃、今度はピヨが抱卵を始めました。

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ピヨは夜もずっと温め続けました。

けなげです。

 

・・・・・

 

しかしピヨ、まちがえてます。

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朝は巣箱の左にいたのに、朝ごはんを食べたあと、右に居座ってしまったようです。

私が見たときには、もう左の卵はすっかり冷えていました。。

 

そしてピヨは、他のにわとりが毎日産むたまごも抱え込んでしまい、小柄なピヨからたまごがはみ出す始末…。

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もうどれがいつから温めているたまごか、わけがわからなくなりました。

今日産んだ卵かな?と思って料理に使おうとして割ると、途中まで発生が進んでいてギャーー(泣)となったり…

 

これでは困るので、ピヨが抱卵を始めて1週間経ったとき、その日の時点で温めていた卵を6個に選抜しました。ピヨが抱きかかえられるぎりぎりの数です。

それに水性マジックで①〜⑥の番号を書きました。

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翌日から、番号のないたまご(=新しいたまご)を回収できるようになりました!

もっと早く思いついていればよかったです…。

 

 

そしてピヨが抱卵を始めて3週間経った日のこと。

もし初めから温めていた卵が順調なら、21日目なのでこの日孵化するはずです。

でも反応はありませんでした。

ピヨは孵らないたまごにいらいらしたのか、孵化を手伝いたかったのかわかりませんが、卵をひとつ突いて割ってしまいました。それは中止卵のようでした。

 

 

5個になったたまご。

果たしてひよこはうまく育っているのか。。

 

 

さらに1週間が過ぎ、かれこれ1ヶ月以上も抱卵しているピヨはエサもほとんど食べないせいか、なんだかやつれたように見えます。

もうだめかもしれないなあ、抱卵をやめさせるべきかも…と思っていたとき、

 

 

 

ひよこ、生まれていました。

 

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よかった…。

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生まれたとわかったのは、ピヨの近くからピィーとかすかに声がしたのと、ピヨが中腰?になってたからです。ひよこを押しつぶさないように中腰になってたのかな。

あと、ピヨを撫でようとしたら「ダメ!」と手を突かれました。今まで人間を突いたことはなかったのでびっくりしました。抱卵中は、睨んだり警戒した声を出す程度でした。

 

翌日、もう1羽も誕生。

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結局、ピヨが孵したのは2羽となりました。

 

孵卵器で孵したひよこと違って、あまりピヨピヨと鳴きません。親のピヨにべったりくっついているから、鳴く必要がないのかも。

 

しばらくして、ピヨが巣箱から出て、ひよこにエサを与えるようになりました。

 

でも、あとから生まれたほうのひよこは、ピヨについていけていません。。

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ひとりで立ったまま寝そうになっています。

 

小屋の中には他のにわとりもいるので、心配です…。

ピヨが見張っている間はいいのですが、目を離すと何をされるかわかりません。

 

小屋の中に仕切りをつくってピヨ親子を隔離するか、もう一つ小屋を作るか…?

 

悩んでいたとき、ひよこを飼いたいという人が現れたので、思い切ってこのひよこ達を里子に出すことに決めました。

 

ピヨにはかわいそうなことをしました。

せっかくお母さんになれたのに、ひよこを引き離されて、2〜3日はひよこを探すそぶりを見せていました。エサを自分では食べずに突いて砕いて、ひよこを呼ぶ独特の鳴き声を出すのです。

 

でもやがてあきらめたようでした。

 

引き離したひよこのほうも、ピヨを求めてずっと鳴いていました。

 

ごめんね、ピヨ。

 

初卵\(^o^)/

いちばん初めに卵を産んだのは、ボリスブラウンのピヨ子でした。

 

「ある朝、いつものように鶏小屋に行くとそこに輝く卵がひとつ…!」

 

 

 

…という場面を楽しみにしていたのですが、ピヨ子が初卵を産んだのは私が旅行中のことでした。笑

 

ちなみにタイへ行きました。

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バンコクのお寺の近くで、ごく普通ににわとりが歩いていました。誰かが飼ってるのか、野良なのかよくわかりません。犬や猫もいるのに、襲われないのかなあ。

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タイのにわとり。

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かわいいです♡

 

 

旅行中、彼氏の両親から初卵の画像が送られてきました。

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砂浴び用のお風呂のなかに…。

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旅行から戻り、急いで産卵箱をつくることにしました。

 

簡単ですが、横から見た設計図。

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小屋の内側からにわとりが出入りできて、外側に、ぱかっと蝶番で開閉できる、卵の取り出し口がついているもの。

 

▼小屋の内側からみると…

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▼小屋の外側からみると…

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▼木綿も敷いてみました。

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ここが卵を産む場所と認識するかな?と思いましたが、問題なく産んでくれるようになりました。

 

 

ピヨの初卵は1月末でした。ピヨの誕生から7ヶ月。

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アローカナの卵らしく薄いブルー、ピヨ子のより少し小ぶりです。

 

 

その後は、他の雌鳥も続々と産むようになりました。

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雌鳥7羽、全員が毎日産むわけではないですが、せっせと食べないと消費が追いつきません。彼氏の家族、ご近所さん、通りすがりの人(迷惑だったらごめんなさい…)にもおすそ分けしつつ、日々たまごが食卓にのぼるようになりました。

卵かけご飯、目玉焼き、オムレツ、ゆで玉子、プリン、シフォンケーキ…

 

幸せです!

 \(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 

 

たまごの味は、というと。

正直、この時期「すごくおいしい!」と思った記憶がないです。。

鮮度はもちろん抜群でぷりぷりなのですが、スーパーの値段高めの卵のほうが味が濃いような??

 

どんなに鮮度はよくても趣味の庭先養鶏なので、プロの養鶏場のたまごとは違うよなあ、と思いました。エサも全然違うでしょうし。

 

ただ、産みたてのたまごは炭酸ガスを含んでいて、3日くらい経ってそれが抜けた後のほうが卵焼きや茹で玉子には向いている、という豆知識をよく目にします。

 

数カ月後、ちょっとさすがに卵料理に飽きてしまい、何日か置いたままにしてあった卵を食べたとき「あれ?美味しくなってるかも」と思ったので、鮮度の具合も少しはあるしれません。

 

ちなみに、私が今まで食べたなかで一番美味しくて感動したのは、大野村農園さんの「相馬ミルキーエッグ」と、五頭山麓ひよころ鶏園さんの「薬師軍鶏」の卵です。どちらも通販で購入しました。

 

相馬ミルキーエッグは、透きとおった味で、いくつでも食べられるくらいすーっと体になじむ感覚がありました。ほとんど卵かけご飯でいただきましたが、全然卵の臭みというか、生々しさがなかったです。そしてパッケージもやたらかわいい!

 

薬師軍鶏は、卵黄のねっとり感がすごく印象的でした。こんな濃厚な卵ってあるんだなあ、と思いました。

 

宣伝みたいになっちゃいましたが、あくまで個人の感想です。笑

 

 

うちのにわとり達のたまごは、雄のレモ子がいるのでほぼ有精卵。

次回は、その有精卵から新たなひよこが生まれたお話を書きます〜