ピヨ、1〜2週目
《散歩》
ピヨが生まれて1週間経った頃、そろそろ外の空気を吸いたいかな〜と思って、公園デビューしてみました。
近所の公園で、ダンボールの囲いつき。
暑い日だったので、15分ほど。
あまりパニックにもならず楽しんでたように思います。
《ごはん》
こちらはピヨのふだんのごはん。
時間なくて自分の朝ごはんは抜いても、ピヨのはつくって出勤。笑
夜もあげます。
基本は、みじん切りにした野菜、米ぬか、雑穀を混ぜたもの。
(野菜は人参、小松菜、かぼちゃ、大根、きゅうり、とうもろこしをローテーション)
ときどき白米や、卵の殻、パンくずもあげています。
タンパク質が足りないかも?と思い、鱈の切り身を茹でたのも少し試したり。。
あまり好き嫌いはないですが、とにかく細かいサイズの餌が食べやすいようです。
くるみパンのくるみ(1cm大)は超警戒してました…。
《鳴き声》
ピヨは熟睡してるとき以外、だいたい鳴いています。
①ぴ、ぴ、ぴ、ぴへへ、ぴへへ
落ち着いて床をつついてるときなど。まあ普通に機嫌がいいとき。
②ぴっぴっぴっぴ、ぴ、ぴ!(訳:わ〜、ごはんごはん)
新鮮なごはんをあげたとき。
③ぴよっ、ぴよっ!、ぴよっ!!、ぴよっっ!!!(訳:どこ!?どこなん!??)
私の姿がみえない、ってとき。かなりの大音量。
④ぴるるる、ぴるるる(訳:眠いな〜)
おなかいっぱいで満足してるとき、毛づくろいしてるときなど。
⑤ビュルル!ピギャッ!(訳:なんなん!びっくりするやん!怒)
背中を触ったとき。見慣れないものに出くわしたとき。
・・・・。
次回書きますが、ピヨ以外のたまごはうまく孵化できませんでした。
なので今のところピヨは一人っ子。
刷り込みが成功したのか、人間の私を親(鶏?)と思ってる気がします。
私が歩くとついてきますし、スマホやPCを触ってると画面やキーボードをつつきにくるので結構じゃま。。私の「手」に反応する感じです。
生まれて10日目からは私のアゴの下とか首周りで眠るようになりました…。もう育雛箱に入れられるのも嫌みたいで、すぐ飛び出して来ます。。
(中学のときは、14羽いっぺんに孵ったので、ここまで距離が近くなかったです。)
なついてくれて嬉しいですが、平日昼間は留守番だし、夜はほっとくと激しく夜泣きするので、やっぱり兄弟がいたらよかったな…。
毎月、近所のイベントでひよこ釣りをやっているらしいので、今度そこでピヨの友達を買えたらいいなと思ってます。
(あ、卵から孵すのも継続します!)
ピヨの誕生
一番最初に温めた7個のうち、1個が無事に孵りました。
19日目の夜、気室のはしっこでクチバシが動くのが見えました。
20日目の朝、気室の膜が破れたらしく、かすかにピヨ、ピヨと鳴き声が。
そしてその夜、殻にヒビができました。
21日目の明け方、ヒビが大きくなっていき、ほぼ一周するくらいで、「ボコッ」と殻の上部が浮いて、誕生!最初のヒビを見つけてから8時間かかりました。
孵卵器の中には他のたまごがあるので、用意しておいたヒーターの箱へ雛を移動。
まだお腹に黄身の袋をつけたまま、殻から飛び出してきちゃいました。
心配でしたが、自然にちぎれたのでたぶん大丈夫、そっとしておきます。
…。
生まれたては濡れていて、まだ、あのフワフワ可愛いひよこの姿ではありません。
しかもご覧のとおりこの子は黒いので、正直ちょっとコワイです。笑
生まれて1日目は水もえさも要らないようです。
なにも与えてないけど、緑色のうんちを何度かしました。
ちょっと寝てはちょっと起き、立ち上がろうとして転ぶ、の繰り返し。
ヒーターやホッカイロのそばを離れません。
1日後、だいぶ乾いてきましたが、お尻と頭の後ろが、卵白?がべったり固まった感じです。でも、これも数日かけて自分で毛づくろいしてキレイにしていました。
とりあえず名前をピヨ、とつけました。
無事に生まれてくれて本当に嬉しかったです。
鶏小屋の骨組み完成!
今回は鶏小屋の骨組みの続きです。
またまたT君にも来てもらいました。
〈本日の作業〉
①柱の上に梁をつける
②垂木(たるき)を6本つける
③筋交いを4本つける
④北側に壁をつける
⑤鼻隠(はなかくし)をつける
⑥基礎ブロックと土台の間を発泡ウレタンでふさぐ
梁と垂木ができると、一気に小屋らしさが増しました。
①②T君が、屋根の傾斜に合わせて、垂木の先端を少し斜めに切り落としてくれたので、かっこよくなりました。私は素人なので言われないと気づかない部分ですが、細かいところまで丁寧にしてくれて勉強になります。
屋根は、片流れにします。西側を高く、東側を低くしています。西側が(基礎から測って)2200mm、東側は2000mmです。つまり20cmの差をつけています。結構天井を高くしたのは、鶏小屋で人間が作業するときかがまなくて済むようにです。
③そして筋交いをつけると、柱がすごく安定しました。
④北側はOSBという板をはりました。普通のベニヤでも良いかなと思いましたが、OSBのほうがオシャレな気がして選びました。壁と屋根の間は金網にして風が通るようにするつもりです。
⑤鼻隠(はなかくし)という言葉も初めて知りました…。
「軒先に取り付ける横板のことで、垂木の先端部(鼻)を隠すために取り付ける。(Wiki調べ)」
どちらかというと補強より見栄えの問題らしいですが、せっかくなのでつけてもらいました。
⑥鶏小屋づくり初期の適当さで、基礎と土台の間があいてしまったのは前にも書きました…。そこから蛇とかネズミとかが入らないように、発泡ウレタンでふさぎます。グリーンのガムみたいな色で、ムースみたいにふわふわ。スプレーみたいに吹きつけるともくもく増えました。乾いてから、はみ出た部分はカッターナイフで切ります。乾くと発泡スチロールみたいな感じになります。
今日はここまで!
次回は屋根をつけられたらいいなと思います。
でも梅雨入りしたら雨で作業できないかもなあ…
夜は、お世話になったT君くんと彼氏をねぎらうため外食。
もう恒例になってきました。笑
今日はしゃぶしゃぶ食べ放題で、お腹いっぱいになりました〜
ワトコオイルを塗る
今日はT君はお休みですが、新たにNちゃんという子が来てくれました。
彼氏の中学時代からの友達で、私は初対面。
私と同じく、力仕事は自信ない…ってことで、このあいだ建てた柱にワトコオイルを塗ることにしました。
木をいい感じの色合いにしつつ、ヒビ割れしにくくする塗料だそうな。
植物油が原料で、シックハウス症候群の原因物質を含まないとのことで安心。
色は、ダークウォルナットにしました。
Nちゃんは手先が器用で絵を描くのも好きらしく、慣れた手つきで塗ってくれました!しかも丁寧!
刷毛でぬりぬり、そのあと余分な油をペーパーウエスで拭き取り。
ほんとは塗る前、木にヤスリをかけたほうが良かったみたいですが忘れました。
ダークウォルナット、というにはだいぶ色が明るい印象ですが、やっぱり塗った部分はかっこいい気がします!
柱と、小屋の腰壁?にする板(15枚)にも塗りました。
Nちゃん、気が向いたらまた手伝ってね〜笑
そうそう、先週仕込んだ発酵床ですが、どうもあまりうまくいってない感じです。ほんのり温かいし、ぬか漬けみたいな酸っぱい匂いもするのですが、なんとなく。。。
なので、もうコンポストを開けて床に撒いてしまうことにしました。
(この翌日、T君に「これ、今撒かれたら作業の足場悪くなるし、臭い〜!」って言われちゃいました…。うーん確かに。。)
[
ひよこの育雛用には、もう一度土とぬかを混ぜてプラスチック箱に仕込み直しました。
今度こそいい感じになりますように!
土台をつくる
今日はT君が来てくれたので、鶏小屋づくりの続きをします。
T君はなんでも屋さんですが、おもに大工仕事をしています。
ふだんの現場は基礎や土台ができた後の作業なので、慣れてないと言いつつ、今日もめいっぱい手伝ってくれました。
朝からホームセンターへ買い出し。
柱の2×4材、胴縁、垂木、杭、ビス、スペーサー、レーザー墨出し器。
初めて知る名前ばかり。
彼氏と手分けして探そうにも、自力で売り場をみつけられません。。
時間がかかりましたが、なんとか買い揃えて、いざ土台づくり。
レーザー墨出し器で基準を決めて、土台の2×4材を設置。
土台が水平になるように、スペーサーや木片で調整。
木材カットも、T君が私物の丸ノコでやってくれました。さすが。
…これが大変でした。
基礎のブロックがガッタガタで、土台が全然水平になりません。
スペーサーで調整するレベルじゃないくらいです。
原因は、前回ブロックを並べるときに、
・だいたいで水平をとったのでそもそもずれていた
・雨で地盤がゆるんだときに作業したので、後日ブロックが沈んでしまった
・生コンがブロック穴からはみ出たのを、キレイにこそげていない
…こんなところだと思います。
こっちに合わせればあっちがずれる、の繰り返し。
どうしても無理なところは、アンカーボルトの座金部分を、T君がノミで削ってくれました。
昼過ぎまでがんばって、とりあえず皆でカツ丼を食べに行きました。
それで少し元気を取り戻して、作業再開。
結局、土台の4辺それぞれは水平になったものの、高さが違うので、エッシャーのだまし絵みたいになりました。もうしょうがないので、柱の長さを調整することに。
15時ごろ、やっと柱の設置にとりかかりました。
四隅の柱を用意するのに、土台の高さの違いを考慮して、必要な長さを1本1本計算しないといけません。
簡単な算数なのですが、私は計算が苦手なのでえらい時間がかかります。
それをみて彼氏がせせら笑うので、イラッとして喧嘩しそうになりました。
結局2本分は彼氏に計算してもらい(悔しい)、どうにか柱が立ちました。
もうだいぶ夕方ですが、来週まで柱だけで放置できないので、筋交いで仮止めし、胴縁で柱を垂直にします。
柱が立つと、小屋の感じが出てきて嬉しくなります。
今日はDIYっぽい作業でした。
T君ありがとう、来週もよろしく。
たまごを割る(※最後のほうは閲覧注意)
5〜6日目の検卵で血管がみえないたまごは、割ってみることにしました。
ずっと放って置くと、腐ってしまうからです。
透かしても血管どころか影もないものも。やはり無精卵だったのかもしれません。
これら4個は割っても、至ってふつうでした。
ただ、一週間近く37〜38℃で温めたので当然ですが、新鮮じゃなさそうな感じです。
白身がゆるくて、黄身も盛り上がっていません。
一番大きいサイズの(プリマスロック)は、黄身がふたつでした。
一個、写真を取り忘れましたが、それも同じような感じでした。
つまり7個あたためて、5個はおそらく無精卵。
1個(アロウカナ)だけ今のところ順調です。
で、、、このたまごは、割るかどうか最後まで迷いました。
他の無精卵のと比べて、下部に影があるからです。
↓
でも結局、血管が見えないので、割ることにしました。
机にコンコン、とぶつけてヒビを入れ、そこに爪を入れたとき、溶き卵のような中身が少し溢れました。その瞬間、「あれ、もう完全に腐ってる?」と思いました。
ところが。
お皿に割り入れて、よくよく見ると、、、生きてたんです。
取り返しのつかないことをしてしまいました。
とても落ち込みましたが、今後のためにと思って、これも写真と動画を撮りました。
※この先は閲覧注意です、苦手な方は避けてください。。
彼氏に動画を見せたらグロい、と言って逃げていきました。。
※閲覧注意
— walashi (@walashi8) 2019年6月17日
鶏胚5日目 pic.twitter.com/SY5rGA83gx
ちょっとわかりづらいですが。
小さい目と、心臓が動いていました。
申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、これをじっと見ていると、なんだか命の境目がわからなくなりました。親鳥、有精卵、胚、ひよこ、にわとり…ずっと命は切れ目なく続いてるな、と。
お皿に出してから20分くらいで鼓動が止まりました。
これから検卵するときは、こんな影のあるものは、しばらく様子をみるようにします。