座敷わらしの養鶏日記

にわとりと暮らす日々を綴る、アラサーの活動記録

屋根をつける

6月末〜7月初めまで、鶏小屋作業をお休みしておりました。

ピヨが生まれたり、T君が仕事中に指を負傷したりで。

 

日に日に成長するピヨを見ていたら、そろそろ再開しなければ、と焦りが出てきました。そのうちアパートでの放し飼いにも限外がくるかも。

 

というわけで、T君の復活を待ちつつ、この日は彼氏とふたりで屋根をつける作業を。

 

いつものように小屋の屋根部分の計測、そしてホームセンターへ買い出し。

10尺(3m03cm)のポリカ波板を4枚と、傘釘を購入。

 

波板の張り方【コメリHowtoなび】をみながら、とりあえずやってみました。

波板の重なりは2.5山以上、傘釘を打つ場所は5山おき、と…。ふむふむ

www.youtube.com

 

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・・・・・・・・

途中、彼氏のお父さんが様子をみにきてくれたとき、

「あれ?垂木に波板つけてるの?横木要るんじゃない??」

と一言。

 

 

ん?横木??

 

そこで彼氏が、実家で養生中のT君に電話で確認してみると。

やっぱり、波板は縦の垂木じゃなく、横木に打ち付けるものだと知りました。。

動画でもすっかり見落としてました。

 

半分くらい間違えてやってしまった後なのでちょっとげんなり。

でも彼氏が全部引っ剥がしてくれました。(つまり振り出しに戻る)

 

 

そこから横木をつけて、もう一度波板をセットして、なんとか完成です。

次回は金網を張るぞ〜

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鶏小屋の骨組み完成!

今回は鶏小屋の骨組みの続きです。

またまたT君にも来てもらいました。

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〈本日の作業〉

①柱の上に梁をつける

②垂木(たるき)を6本つける

③筋交いを4本つける

④北側に壁をつける

⑤鼻隠(はなかくし)をつける

⑥基礎ブロックと土台の間を発泡ウレタンでふさぐ

 

梁と垂木ができると、一気に小屋らしさが増しました。

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①②T君が、屋根の傾斜に合わせて、垂木の先端を少し斜めに切り落としてくれたので、かっこよくなりました。私は素人なので言われないと気づかない部分ですが、細かいところまで丁寧にしてくれて勉強になります。

 

屋根は、片流れにします。西側を高く、東側を低くしています。西側が(基礎から測って)2200mm、東側は2000mmです。つまり20cmの差をつけています。結構天井を高くしたのは、鶏小屋で人間が作業するときかがまなくて済むようにです。

 

③そして筋交いをつけると、柱がすごく安定しました。

④北側はOSBという板をはりました。普通のベニヤでも良いかなと思いましたが、OSBのほうがオシャレな気がして選びました。壁と屋根の間は金網にして風が通るようにするつもりです。

 

⑤鼻隠(はなかくし)という言葉も初めて知りました…。

「軒先に取り付ける横板のことで、垂木の先端部(鼻)を隠すために取り付ける。(Wiki調べ)」

どちらかというと補強より見栄えの問題らしいですが、せっかくなのでつけてもらいました。

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⑥鶏小屋づくり初期の適当さで、基礎と土台の間があいてしまったのは前にも書きました…。そこから蛇とかネズミとかが入らないように、発泡ウレタンでふさぎます。グリーンのガムみたいな色で、ムースみたいにふわふわ。スプレーみたいに吹きつけるともくもく増えました。乾いてから、はみ出た部分はカッターナイフで切ります。乾くと発泡スチロールみたいな感じになります。

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今日はここまで!

次回は屋根をつけられたらいいなと思います。

でも梅雨入りしたら雨で作業できないかもなあ…

 

夜は、お世話になったT君くんと彼氏をねぎらうため外食。

もう恒例になってきました。笑

今日はしゃぶしゃぶ食べ放題で、お腹いっぱいになりました〜

ワトコオイルを塗る

今日はT君はお休みですが、新たにNちゃんという子が来てくれました。

彼氏の中学時代からの友達で、私は初対面。

私と同じく、力仕事は自信ない…ってことで、このあいだ建てた柱にワトコオイルを塗ることにしました。

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木をいい感じの色合いにしつつ、ヒビ割れしにくくする塗料だそうな。

植物油が原料で、シックハウス症候群の原因物質を含まないとのことで安心。

色は、ダークウォルナットにしました。

WATCO(ワトコオイル)

 

Nちゃんは手先が器用で絵を描くのも好きらしく、慣れた手つきで塗ってくれました!しかも丁寧!

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刷毛でぬりぬり、そのあと余分な油をペーパーウエスで拭き取り。

ほんとは塗る前、木にヤスリをかけたほうが良かったみたいですが忘れました。

 

ダークウォルナット、というにはだいぶ色が明るい印象ですが、やっぱり塗った部分はかっこいい気がします!

柱と、小屋の腰壁?にする板(15枚)にも塗りました。

Nちゃん、気が向いたらまた手伝ってね〜笑

 

 

そうそう、先週仕込んだ発酵床ですが、どうもあまりうまくいってない感じです。ほんのり温かいし、ぬか漬けみたいな酸っぱい匂いもするのですが、なんとなく。。。

 

なので、もうコンポストを開けて床に撒いてしまうことにしました。

(この翌日、T君に「これ、今撒かれたら作業の足場悪くなるし、臭い〜!」って言われちゃいました…。うーん確かに。。)

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ひよこの育雛用には、もう一度土とぬかを混ぜてプラスチック箱に仕込み直しました。

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今度こそいい感じになりますように!

土台をつくる

今日はT君が来てくれたので、鶏小屋づくりの続きをします。

 

T君はなんでも屋さんですが、おもに大工仕事をしています。

ふだんの現場は基礎や土台ができた後の作業なので、慣れてないと言いつつ、今日もめいっぱい手伝ってくれました。

 

朝からホームセンターへ買い出し。

柱の2×4材、胴縁、垂木、杭、ビス、スペーサー、レーザー墨出し器。

初めて知る名前ばかり。

彼氏と手分けして探そうにも、自力で売り場をみつけられません。。

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時間がかかりましたが、なんとか買い揃えて、いざ土台づくり。

レーザー墨出し器で基準を決めて、土台の2×4材を設置。

土台が水平になるように、スペーサーや木片で調整。

木材カットも、T君が私物の丸ノコでやってくれました。さすが。

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…これが大変でした。

基礎のブロックがガッタガタで、土台が全然水平になりません。

スペーサーで調整するレベルじゃないくらいです。

 

原因は、前回ブロックを並べるときに、

・だいたいで水平をとったのでそもそもずれていた

・雨で地盤がゆるんだときに作業したので、後日ブロックが沈んでしまった

生コンがブロック穴からはみ出たのを、キレイにこそげていない

…こんなところだと思います。

 

こっちに合わせればあっちがずれる、の繰り返し。

どうしても無理なところは、アンカーボルトの座金部分を、T君がノミで削ってくれました。

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昼過ぎまでがんばって、とりあえず皆でカツ丼を食べに行きました。

それで少し元気を取り戻して、作業再開。

 

結局、土台の4辺それぞれは水平になったものの、高さが違うので、エッシャーのだまし絵みたいになりました。もうしょうがないので、柱の長さを調整することに。

 

15時ごろ、やっと柱の設置にとりかかりました。

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四隅の柱を用意するのに、土台の高さの違いを考慮して、必要な長さを1本1本計算しないといけません。

簡単な算数なのですが、私は計算が苦手なのでえらい時間がかかります。

それをみて彼氏がせせら笑うので、イラッとして喧嘩しそうになりました。

結局2本分は彼氏に計算してもらい(悔しい)、どうにか柱が立ちました。

もうだいぶ夕方ですが、来週まで柱だけで放置できないので、筋交いで仮止めし、胴縁で柱を垂直にします。

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柱が立つと、小屋の感じが出てきて嬉しくなります。

今日はDIYっぽい作業でした。

T君ありがとう、来週もよろしく。

鶏小屋の発酵床づくり

今日は、鶏小屋の発酵床づくりをします。

 

発酵床づくりとは?

米ぬかやせん定チップなどと土を混ぜ、微生物の働きで発酵させてつくる床です。

私の中学生時代からのバイブル、「発酵利用の自然養鶏(笹村出著)」を参考にしています。

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発酵利用の自然養鶏

今回は、これらを混ぜてみることにします。

↓↓↓

①米ぬか…約10kg

②森の土…バケツ1杯

③水…適当

 

④バーク堆肥…コンテナ5杯

⑤ビール粕…コンテナ1杯

⑥十和田石…少々

 

昔やったときは、①〜③だけで、結構うまくいきました。

④〜⑥は、彼氏が入れてみたいというのでやってみます。

 

それでは材料の調達へ。

まずは米ぬか。

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ごく近所にコイン精米機があり、たいてい米ぬかは自由に持ち帰れるようになっています。ありがたく頂戴します。

 

次は、自然界の微生物が沢山いるであろう、森の土。

彼氏の山畑に行き、落葉がいっぱいの雑木林から採取しました。

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そしてバーク堆肥。

これまた近所に造園土木の会社があり、剪定チップの持ち帰りOKです。

ヒノキかクスノキか、木のいい香りがしました。

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ふかふか〜。

 

 

ビール粕は、地元のクラフトビール醸造所でもらったもの。

すでに発酵しているのか、独特の匂いがします。

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以上、費用0円。

こうしてみると、地域にいろいろな材料があるものだなあと思います。

「発酵利用の自然養鶏」にあるように、地域循環型養鶏を目指したいです!

規模は極小ですが。笑 

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これが十和田石。商品名はヒナイグリーン。

彼氏がみかん栽培でも愛用しており、微生物のすみかに良いんだとか。

一瞬、なんかペンキみたいのぶち込まれた!?と焦りました。

 

コンポスト容器の中でよく混ぜ、水を入れ、なるべく空気を抜いてフタをします。

1〜2週間後には、ほかほかに発酵しているはず…。

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ひよこが無事に生まれたら、この発酵床の熱を利用して育雛したいと思います。

また、生まれて数日は、ひよこに免疫力があるので、その間にいろいろな菌に触れさせておくと後々病気になりにくいんだそうです。

 

 今日はT君が里帰りで不在のため、鶏小屋本体の作業はお休み。

来週は柱を立てれたらいいなあ。

基礎をつくる

〈本日の作業〉

ユンボで穴掘り

②平らにならす

③水糸を張る(水平にするために重要らしい)

ユンボで砂利投入

⑤金網敷き・針金で継ぎ目を縫う

⑥ブロックを設置・生コン投入

⑦ブロックにアンカーボルトを入れる

ユンボで鶏小屋の床部分に土を入れる

 

ちゃんとできるのか不安ですが、助っ人・T君指導のもと、がんばります。

でもT君もブロック積みの経験は無いらしく、昨夜YouTubeみて勉強したと。

…。

 

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この時点で、もう夕方。

小雨も降ってきて、寒いです。。

 

今日中にユンボを返却しないといけないのでなんとしても作業を終わらせたい。ブロックを生コンで積んでいくあたりから写真を撮るのも忘れました。もう必死。

 

ブロックを積むT君。

生コンをブロックの穴に入れる私。

生コンを練る彼氏。←重労働

全員しんどさのあまり沈黙。。

 

そこへ農作業を終えて様子を見にきてくれた、彼氏のご両親まで巻き込み、雨とコンクリにまみれながら作業。5人とも体力の限界。。

 

軽い気持ちで始めた鶏小屋計画。

こんなにハードな作業があるとは思いませんでした。

皆さんごめんなさい。

 

そして日が暮れた頃… 

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ついにここまで来ました!

もう全員へとへと。 このあと皆で焼肉食べに行きました。

助っ人登場!

だんだんと他力本願になってきた鶏小屋計画ですが、今日はさらに強力な助っ人が。笑

地域の何でも屋さん、T君。

大工仕事、農作業の手伝い、ゲストハウスもしています。その合間に世界を旅する自由な人です。 彼氏とT君が仲良しで、快く手伝ってくれることに。

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鶏小屋と、その周りはこんな感じにしたいと思っています。

↓(上から見た図)

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そして鶏小屋にはバークチップや米ぬかなど床材を敷くつもりなので、底を掘り下げてコンクリートブロック2段で壁をつくります。ついでに水はけをよくするため砂利を入れ、天敵避けの金網を敷きます。

 

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T君が書いてくれた設計図。

実際はちょっと寸法を変えましたが、だいたいこんなかんじ。

この日の午前中はT君とホームセンターへ買い出しに行きました。 f:id:walashi:20190603223500j:plain

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ブロック、金網、針金、アンカーボルト、砂利、砂、コテを購入。セメントは彼氏の家にあったのを使います。

午後から、設計図のように作ります!